[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
以心伝心とは、 『法即以レ心伝レ心、皆令二自悟自解一』と、元々は禅宗から生まれた言葉で、今では、”互いに言葉を使わないでも考えていることが解る”ことを意味する言葉として使われています。
今も昔も、情報の収集や伝達は社会活動に重要なことは変わりありません。思えば、90年代に度々耳にした”IT化”という言葉が、今では死語にすら思えるほど通信が発達した現在。こんな時代にありながら、世の中の流れとおよそ逆行するような法規制が、通販業界とMLM業界に対して行なわれようとしています。
MLM業界に対する電子メール規制という情報封鎖がまさにそんな事態です。12月1日施行の改正特商法(先行施行部分)によれば、通販業種だけではなく、MLM(連鎖販売取引)にもオプトイン型(事前承諾型)の広告メール規制を導入する旨を定めています。
今回の法規制では、事前に相手から請求または承諾を得た人意外への広告メールの送付が、会社・会員のいずれによるものでも、原則的に禁止となり、同時にメールの配信者には、事前にメールの請求や承諾を受けた証拠資料を保存する義務も負うというものです。
“オレオレ詐欺”や”振込め詐欺”が横行する社会情勢を見れば、消費者保護の必要性が益々高まっていることは論議の予知もないことです。けれども、国家が企業の正当な商行為に対しても”ひとくくり”に規制をすることは、軍国主義時代の国家統制を連想させます。
当然のことながら、会社も会員にも一定のモラルやマナー意識は大切です。けれども、情報はときにビジネスには欠かせないもの。国家が一方向から判断し法制化してよいものならば、戦後の日本に、本来の意味での言論の自由や民主主義は根づいていないような気がします。
“以心伝心”の心が薄れゆく時代、せめて”以心電信”の伝える手段は残したいものです・・・
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
夢は、創造し、形に変えてこそ手に入れることができます。価値観は異なっても、誰もが理想や夢を持っています。
けれども、人の命には限りがあります。つまり、夢を追う時間は限られているのです。一人ひとりの人生が、かけがえのないものだからこそ、一人でも多くの人に、夢を実現する創造力を身につけて欲しいのです。
私は、そんな手助けができれば、大変幸せに思います。