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一部に論じられている、ラウリル硫酸Na配合の否定的論争に対して、当社としては肯定的見解を持っています。風評に述べられている発癌性については、様々な公的機関が化学的に追検証を実施した結果で、論じられているリスクを化学的に裏付ける実証も根拠もないからです。
ラウリル(ラウレス)系の物質は、洗剤などに用いると洗浄力も高く、化粧品では乳化剤として優れた安定性と安全性を合わせ持つ物質です。シャンプー、歯磨き、化粧品に多用される以上に工業用途にも供給されるため、石油系というイメージを持たれがちで天然素材の信奉者に批判されやすい物質ですが、実際に人に用いる用途では植物由来が主流となります。
また、意図して正当性や差別化の意味で、ラウリル硫酸Naとして配合せず、ココアルキル硫酸ナトリウム(Na)によって優位性をアピールする手法も見受けますが、実際のところ、ココアルキル硫酸Naは、ラウリル硫酸Naを主成分(50%程度)に化学合成された物質で、いずれも炭素数12と化学的には同等です。
このほか、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naを配合して安全性や優位性を謳う製品もありますが、この物質は、実のところ住宅用や洗濯洗剤として広く用途する成分です。洗浄力が非常に強力で脱脂力、タンパク質変性作用についても硫酸系成分と変わりなく、魚毒性はむしろ一般洗浄成分中で最も強いとされます。けれども、この物質も精査され、公的機関によって安全性が認められた物質です。(※スルホン酸=硫酸の英解名)
とはいえ、ココアルキル硫酸Naも、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naも、配合する製品は数多くあり、当社はそれらの製品を批判する意図はありませんし、安全性を否定する事もありません。それらの安全性を疑問視する化学的根拠もないのです。つまり、同様にラウリル硫酸Naも安全性が十分に立証され、製品の助剤として優れた物質であることは間違いのない事実でラウリル硫酸Naだけが批判の対象となる化学的根拠はまったくありません。
いずれの企業も、自社製品の安全性に配慮して公的に認められた成分を配合し、その裏付けられた安全データに基づいて、日々、優れた製品づくりに努力している事に変わりはありません。
製品の優劣は、一つの成分では決して語ることができませんし、判断を下すこともできません。同じく、助剤成分の一つの配合で商品性を否定することは根拠に欠けることです。製品の優位性とは批判ではなく、大切なことは有用成分の性能を引き出すためにどのように配合し、どのようにコーディネートするかで決めるべきだと考えます。
各企業の製品ポリシーは、それぞれに理想を追求したものであると理解しており、そんな中で、実質的に「善し悪し」を決めるのは、実際に製品を使用した消費者であるべきではないでしょうか・・・
※国立医薬品食品衛生研究所・・・国際化学物質安全性カード→発癌性の記載なし。
※東京都立環境衛生研究所の調査でも毒性はなしと結論。
※米国化粧品工業会・・・化粧品原料評価で発癌性を否定。
※国際ガン研究機関・・・発癌性リストに記載なし。
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夢は、創造し、形に変えてこそ手に入れることができます。価値観は異なっても、誰もが理想や夢を持っています。
けれども、人の命には限りがあります。つまり、夢を追う時間は限られているのです。一人ひとりの人生が、かけがえのないものだからこそ、一人でも多くの人に、夢を実現する創造力を身につけて欲しいのです。
私は、そんな手助けができれば、大変幸せに思います。